軟水について

水には軟水と硬水があり、「硬度」によって区別されます。

硬度とは

度は水中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表したものです。
国によって計算方法が異なりますが、日本やアメリカでは、カルシウムとマグネシウムの量を炭酸マグネシウム量に置き換えたものを硬度(水道水の水質基準では「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」と表す)としています。

硬度[mg/ℓ]=(カルシウム量[mg/ℓ]×2.5)+(マグネシウム量[mg/ℓ]×4.1)

軟水の特徴

  • 独特の苦みやアクがなく、口当たりがいいため飲みやすい。
  • 水道水を含む日本の水の大半が軟水であり、日本人の味覚にあう。
  • 抽出性が高いことから、昆布やカツオのだしをとる際にグルタミン酸・イノシン酸等の旨味成分を引き出し、日本料理全般に適している。
  • 炊飯も美味しく炊き上がり、硬水で炊飯をするとご飯がパサパサになる。
  • 日本茶や紅茶、コーヒーなど香りを引き出す効果がある。
  • 臓器が未発達な赤ちゃんに負担をかけるカルシウム、マグネシウムが少ないため、調乳に適している。

硬度による水の区分

商品ごとの硬度比較

学術資料

東海学園大学教授 西堀すき江氏
「2大ミネラルの健康効果」より

注目の2大ミネラル:「シリカ(ケイ素)」と「セレン」。そのなかでも、とくに「シリカ(ケイ素)」に注目。

●シリカを含む食品(参考)
ワカメ、リンゴ、アサリ、ゴボウ、大豆、コンブなど

●シリカの注目すべき健康効果とは
動脈硬化を強力に防ぐ
皮膚のたるみを予防改善する

※「この健康効果を100%活かすには、もう一工夫が必要である。春は1年の中で最も新陳代謝が活発になる時期なので、特にミネラルが必要。シリカは吸収率が悪いので、上手に摂らないと足りなくなってくる。有害物や大気汚染による粘膜の障害、紫外線によるガンの増殖、皮膚のたるみや脂肪の流出による動脈硬化などを防ぐためにも、このミネラルが必要になる」

●動脈硬化を防ぐ
注目情報:動脈硬化の進行した人の動脈には、健康な血管を持った人の1/14のシリカしか含まれていなかった。(栄養成分バイブルより引用)

●皮膚のたるみを予防改善
注目情報:シリカは皮膚に最も多く存在し、結合組織コラーゲンを増強し、皮膚のたるみを予防改善するには不可欠である。(フレグランスジャーナルより引用)

学術資料

シリカ(ケイ素)はカルシウムより骨を強くする、
米英共同の研究から解明

現在、人体におけるシリカの生理学的な役割に関しては、十分に研究が行われていないのが現状ですが、米国の「フラミンガム子孫研究」では、シリカの摂取量と骨密度に密接な関係があるとされ、30代から80代までの研究参加者の男女2,846人の食生活におけるシリカ摂取量が多いほど、大腿骨頸部の骨密度が高いという結果が報告され、これによりシリカの骨粗鬆症予防に対する効果が期待されている。また、骨を強くするミネラルといえば、誰しも思い浮かべるのがカルシウム。しかし、最近の研究で、シリカはカルシウム以上に骨を強くする可能性が高いことがわかった。
(日経BP社「日経メディカルオンライン 2004年4月16日号」より引用)